世界には、築地や豊洲のような新鮮な素材を保つ機能をもった場所が少ない中、日本では新鮮な食材と、それを最高の形で調理する職人の業によって素材を活かした独自の食文化を作ってきました。
一方で、日本が培ってきたこの文化は、日本以外の国には正しく伝わっていないという側面もあります。私たちは、日本の歴史や文化を「食」を通じて全世界の人々に本物を体験してもらい、国境の隔たりなく食べることの感動をわかちあえる未来を目指します。
寿司に最適な状態で豊洲市場に全国から届く新鮮な魚。最適な状態とは、単に新鮮なだけで無く、旨味を引き出す為に、釣り上げられた船上ですぐさま最適な処理を施された魚です。日本での、この魚の旨味を引き出し、鮮度を保ちながら届けられるエコシステムは、魚を美味しく食べる為に、長い年月をかけて構築された、寿司を支える大きな要素です。
日本は、国土の多くを山で構成され、降り注いだ雨は20年〜30年の時間をかけて滲み出しミネラルを含んだ軟水となります。日本の水と土壌で育った米は、日本の水で炊飯され、日本の米から作られた赤酢と合わされて寿司に最適なシャリとなります。シャリの構成要素の半分以上をしめるのは水分。寿司にとって水は味を大きく左右する要素です。
それらの素材に寿司職人の技術が加わります。多くの人が刺身の魚と寿司の魚の違いを知らずにいますが、寿司に使われる魚は職人によってそれぞれの素材に合わせた”仕事”(調理)が施されます。
それは熟成だったり昆布締めだったりと様々ですが、魚を一番美味しく食べれる状態にする”仕事”が加わることにより寿司はシンプルながら奥深い味わいとなるのです。それらの技術を日々磨き続け、多くの職人が凌ぎを削る日本の環境があるからこそ、最上の寿司を生み出し続ける事ができるのです。
TENTAC DMS事業部退職後カナダへ留学。
帰国後共同経営にて飲食事業をスタート。2003年(有)ノンピウファーメ(現:株式会社ノンピ)を創業。ケータリングEC、スタジアムVIPルーム、常設IPカフェ、オンライン飲み会フード、100円cafe、キッチンレス社食など業界初を提供し続け、2024年オイシックス・ら・大地株式会社へ事業譲渡。新たな解凍技術を開発しcool-japan株式会社及び米国cool-japan Inc.を立ち上げ冷凍寿司の世界販売を目指す。
陸上自衛隊を退官後、ITエンジニアにキャリアチェンジをして、エンタープライズ系システム設計構築、大規模無線LAN設計構築などに従事。その後、アマゾンジャパンでディストーションセンターのシステム設計や運用を経て、スタートアップやベンチャー企業のCTOを歴任。
公立学校教員を経験後、アジアを中心にバックパッカーとして諸国歴訪。出産を期にキャリアチェンジし、専門商社でECサイト構築運営に従事。その後、店舗バックヤード、販促、開発業務を経験し、cool-japan社にジョイン。